「車速が上がるにつれて、自動車の動きはとても敏感になります。同じハンドルの操作量であっても、スピードが速いと車体が大きく傾いたり、状況が悪いとスピン状態になったりします」 さらに、視界にも変化があるといいます。 「見える景色の流れが速くなります。よく「視野が狭くなる」という言い方をしますが、あまりにも速く流れるような景色は、なかなか情報として入ってきづらくなるので、周りにある危険や路面の状況はどうしても見えにくくなります」 国などの資料では、時速40kmでは、運転者は100度の範囲の視野があり、路側の障害物やその他の潜在的な危険を視認することが可能で、時速130kmでは視野は30度の範囲となり、運転者が潜在的な危険を認識する能力が大きく減退することになると指摘されています。 100mの距離をわずか2秒で・・・ 時速194㎞で走行する自動車を見ていると、車体がまだ数百メートル遠くにいると思っ
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