3月、神奈川県三浦市沖の浦賀水道で、沈没した貨物船から重油が流出した影響で、休漁を続けている千葉県富津市の漁協が、漁の再開に向けて、8日夜から9日朝にかけて試験操業を行い、食べるのに影響がないことが確認されたとして、10日から漁を再開することになりました。 3月18日、浦賀水道で貨物船どうしが衝突し、沈没した船から流出した重油が富津市から館山市にかけての広い範囲の海岸に流れ着いているのが、確認されました。 この影響で富津市の天羽漁協は、3月20日から休漁していましたが、漁を再開できるかどうか判断するため、試験操業を行いました。 8日夜から9日明け方にかけて漁に出た8隻の漁船は、午前7時ごろ漁港に戻り、漁業者たちは、水揚げされたスズキやヒラメなどの魚に油がついていないことを確かめたあと、実際に刺身とみそ汁を作り、県や市の職員などおよそ150人が試食しました。 その結果、食べるのに影響がないこ
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