睡眠中の幼児の転落を防ぐ「ベッドガード」に挟まれて生後9カ月の長男が死亡したのは、製品の設計や警告表示に欠陥があったことが原因だとして、両親が販売会社「カトージ」(愛知県犬山市)に約9300万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は22日、計3577万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 ベッドガードは大人用ベッドのマットレス横側に付ける柵状の器具。事故が起きた器具は生後18カ月以降が対象で、幼児が寝返りをしても柵がストッパーとなる構造に…
睡眠中の幼児の転落を防ぐ「ベッドガード」に挟まれて生後9カ月の長男が死亡したのは、製品の設計や警告表示に欠陥があったことが原因だとして、両親が販売会社「カトージ」(愛知県犬山市)に約9300万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は22日、計3577万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 ベッドガードは大人用ベッドのマットレス横側に付ける柵状の器具。事故が起きた器具は生後18カ月以降が対象で、幼児が寝返りをしても柵がストッパーとなる構造に…
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交差点を右折しようとした車が対向車線を赤信号で直進してきたバイクと衝突した事故で、車のドライバーが罪に問われるかが争われた裁判で、福岡地方裁判所は「赤信号で交差点に進入してくるバイクまで予測して安全を確認すべき注意義務はない」などとして、過失運転傷害などの罪に問われたドライバーに無罪を言い渡しました。 おととし10月、福岡県古賀市にある片側3車線の国道の交差点で、乗用車が右折しようとした際、対向車線を赤信号で直進してきたバイクと衝突し、乗用車を運転していた市内のナイジェリア国籍の50代の男性がバイクの運転手にけがをさせたとして過失運転傷害などの罪に問われました。 検察は、バイクが赤信号で交差点に進入していたことを把握しないまま男性を起訴しましたが、男性側の指摘を受けて補充捜査を行った結果、バイク側が赤信号を直進したことが明らかになり、起訴内容を変更していました。 27日の判決で福岡地方裁判
両親「息子にかける言葉ない」 中3男子死亡事故 高裁「ひき逃げに当たらない」一審破棄“無罪”判決 2023年9月28日(木) 21時30分 亡くなった和田樹生さん(当時15) 逆転無罪の判決です。2015年、長野県佐久市で中学生の男子生徒が車にはねられて死亡した事故。「ひき逃げ」の罪に問われた被告の控訴審判決が東京高裁で開かれ、長野地裁の一審の判決を破棄し、無罪を言い渡しました。 ■長野地裁 懲役6カ月の実刑判決事故現場(2015年3月) 2015年3月、佐久市の横断歩道で当時中学3年生の和田樹生さんが車にはねられ死亡しました。 運転していた御代田町の会社員・池田忠正被告はすぐに救護しなかったとして、救護義務違反・「ひき逃げ」の罪に問われ、2022年11月、長野地裁が懲役6カ月の実刑判決を言い渡しました。 ■被告側が控訴「無罪」主張長野地裁(2022年11月) 被告は事故を起こした後、飲酒
長生きはしたいが、老後資金が不安……。だとしたら、身体が元気なうちは少しでも働くことだ。年金に加えてアルバイトなどでいくばくかの収入が確保できれば、豊かな老後が送れるはず──。 生きがいではなく「生きるため」に働く ところが、実態はそんなに生やさしくはない。介護保険も医療費も上がり続け、年金の受給開始の年齢が引き上げられた今、高齢者は生活の苦しさから、働きたいではなく、働かざるをえないのが実情だ。 高齢者が労働人口に占める割合も年々増え、60~64歳では7割以上、65~69歳ですら約5割がなんらかの形で働いている。働く人が増えたことで高齢者は働きやすくなったのかというと、むしろ逆。 「シニアを取り巻く労働状況は、年々過酷になってきています。それは高齢者の労働災害が増えていることからもうかがえます」と話すのは、労災問題に詳しい「労災ユニオン」代表の池田一慶さん。 第一線を退いた高齢者は、そも
福島第一原発事故をめぐり、東京電力の旧経営陣3人が業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴された裁判で、東京高等裁判所は「巨大津波の襲来を予測することはできず、事故を回避するために原発の運転を停止するほどの義務があったとはいえない」と判断し、1審に続いて3人全員に無罪を言い渡しました。 東京電力の会長だった勝俣恒久被告(82)と副社長だった武黒一郎被告(76)、武藤栄被告(72)の3人は、福島県の入院患者など44人を原発事故からの避難の過程で死亡させたなどとして、検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、1審では3人全員が無罪を言い渡されました。 18日の2審判決で東京高等裁判所の細田啓介裁判長は、争点となっていた震災の9年前に国の機関が公表した地震の予測「長期評価」の信頼性について、「10メートルを超える津波が襲来する現実的な可能性を認識させるものだったとはいえない」と否
ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 東名高速道路であおり運転をされたワゴン車の夫婦が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた石橋和歩被告(30)の差し戻し裁判員裁判の判決が6日、横浜地裁で言い渡される。この公判を巡っては、差し戻し前の一審横浜地裁の手続きに違法な点があったとして2019年12月、東京高裁が審理を差し戻していた。(事件ジャーナリスト 戸田一法) 違法な訴訟手続きにより 審理がやり直しに 起訴状によると、石橋被告は17年6月5日、中井パーキングエリア(神奈川県中井町)で、萩山嘉久さん(45)に駐車方法を注意され逆上。萩山さん
配達代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員が去年、東京都内で横断歩道を渡っていた78歳の男性を自転車ではね、死亡させたとして業務上過失致死の罪に問われている裁判で、元配達員は、起訴された内容を認め、検察は禁錮2年を求刑しました。 「ウーバーイーツ」の配達員だった岩野純也被告(28)は、去年4月、東京 板橋区で、自転車に乗って食品を配達中に、横断歩道を歩いて渡っていた78歳の男性をはねて死亡させたとして業務上過失致死の罪に問われています。 東京地方裁判所で開かれた初公判で、岩野被告は起訴された内容を認め「本当に危険で、取り返しのつかないことをしてしまい申し訳なく思っています」と述べました。 検察は「配達の報酬を多くするため、高速で走ることができるロードバイクに乗っていたが、夜間にライトがない状態で、相当な速度で運転していた。雨で目に入った水滴をぬぐおうと、ハンドルから両手を交互に離して運転し
おととし、東京・池袋で乗用車が暴走し親子2人が死亡し9人が負傷した事故で、禁錮5年の実刑判決を受けた飯塚幸三被告が「控訴しない意向」を固めたことが、関係者への取材で分かりました。実刑判決が確定する見通しとなりました。 おととし4月、東京・池袋の路上で、飯塚幸三被告(90)が運転する乗用車が暴走し、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が亡くなり、9人が重軽傷を負いました。 飯塚被告は今月2日、東京地裁で禁錮5年の実刑判決を受け、あす16日が控訴期限となっていますが、関係者への取材で、飯塚被告が「控訴しない意向」を固めたことが分かりました。この意向は弁護人にも伝わっているということで、検察側が控訴しなければ禁錮5年の実刑が確定する見通しとなります。 飯塚被告はけさ、犯罪加害者家族の支援を行っているNPOの理事長と面会し、「遺族に対して本当に申し訳ない」「裁判所の決定に従い、収監を受け入れ
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。 判決のあと、妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは記者会見を開き「きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います」と話しました。 おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。 裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」と無罪を主張してい
東京・池袋で2019年4月、暴走した車に松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女莉子(りこ)ちゃん=当時(3)=がはねられて死亡した事故の刑事裁判は21日午後1時半から、東京地裁で始まった。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)に対する被告人質問があり、遺族の松永拓也さん(34)らが直接、質問した。法廷の様子を詳報する。 池袋乗用車暴走事故 起訴状などによると、飯塚幸三被告は2019年4月19日正午すぎ、東京都豊島区東池袋4の都道で、ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けて時速約96キロまで加速し、赤信号を無視して交差点に進入。横断歩道を自転車で渡っていた近くの松永真菜さん=当時(31)=と長女莉子ちゃん=当時(3つ)=をはねて死亡させたほか、通行人ら男女9人に重軽傷を負わせたとされる。
リーチ一発ツモ裏1 @luckymangan #九条の大罪 法的なツッコミ所。法クラの皆さん、修正、追加宜しく ・轢逃げ考慮されてない。だから実刑事案なのに執行猶予になってる ・九条の証拠隠滅示唆は警察が裏付け取れば判明するので通常やらない ・脅迫の件は被害者証言という証拠で起訴され得る リーチ一発ツモ裏1 @luckymangan #九条の大罪 ・日本一の件は景表法あるので烏丸の方が法的には正しい ・出頭翌日=起訴前で弁護人が被害者側の資料集められない ・保険金は死亡した父親の方はどうなった? ・子供の方の保険金少ないと、被告人負担になって加害者側に民事も刑事も不利では? ・10%は報酬でなく不法行為の弁護士費用 リーチ一発ツモ裏1 @luckymangan ポーカープレイヤー+ドミニオン(ボドゲ)。漫画関連(アメコミ翻訳含む)、Babyprincess(べびプリ)、法律関係(法クラ。イ
捜査にあたった警察官が、「事故原因はアクセルとブレーキの踏み間違えだった」と証言した。 旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(89)は、2019年、東京・池袋で車を暴走させ、松永真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)を死亡させるなどした罪に問われていて、被告側は、「電気系統のトラブルで、ブレーキが作動しなかった可能性は否定できない」などと主張している。 1日の裁判では、車を鑑定した警察官が、「電子回路の劣化など不具合はない」としたうえで、事故原因について、「アクセルとブレーキの踏み間違えだった」と述べた。 遺族の松永拓也さん「無罪主張というのは、遺族としてはやるせないですよね、本当に」 【関連記事】 ・「車に何らかの異常」と無罪主張…池袋11人死傷事故初公判 飯塚幸三被告(89)に妻と娘を奪われた夫の思い ・「池袋暴走事故」裁判 衝突直前の時速96km ・白昼の悲劇…3歳娘と母
池袋暴走、遺族が飯塚被告提訴 損害賠償求め―東京地裁 2021年01月19日15時09分 高齢男性が運転する乗用車が暴走し、歩行者や自転車をはね親子2人が死亡した交通事故で、現場に残された自転車と事故車両=2019年4月19日、東京都豊島区東池袋 東京・池袋で2019年4月に起きた乗用車暴走事故で死亡した母子の遺族が、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)と損害保険会社を相手に、慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが19日、分かった。遺族が記者会見し明らかにした。 「部品の経年劣化」主張 池袋暴走事故で弁護側―踏み間違え否定・東京地裁 原告となったのは、事故で死亡した松永真菜さん=当時(31)=の夫拓也さん(34)ら数人。飯塚被告の初公判が開かれた昨年10月8日に提訴したという。請求額は明らかにしていない。
網戸を上下に動かすひもに首が引っかかり、女児(当時6歳)が死亡したのは製品の欠陥が原因だとして、兵庫県内に住む両親らがアルミ建材大手「YKK AP」(東京)とリフォーム業者に計約8000万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。窓のブラインドなどのひもが首に絡まる事故は過去にも多発しており、父親は27日の第1回口頭弁論で「安全対策を講じていれば事故は防げた」と訴えた。被告側は争う姿勢を示した。 訴状などによると、女児は2019年11月18日午後、自宅で網戸のひもが首に引っかかった状態で家族に発見され、病院搬送後に死亡が確認された。
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