パチンコメーカーの藤商事(大阪市中央区)は6日までに、遊技機に使われる映像の撮影で、同社の21~27歳のイメージガール7人に、撮影の演出で使ったセメントが付着し、皮膚に炎症を起こしたと発表した。いずれも軽傷とみられる。 同社によると、7人は10月31日、栃木県内の工場跡地で、泥に見立てたセメントをかぶる撮影をしていた。セメントは通常のテレビ撮影などで利用されているものといい、同社は「原因は不明」としている。 藤商事は「CR宇宙戦艦ヤマト」や「CR暴れん坊将軍」など人気のパチンコ台がある。同社は「再発防止に向けあらためて安全管理の周知徹底を図る」としている。