自宅敷地内に乳児だった次女の遺体を埋めたとされる死体遺棄事件に関連し、死亡した次女の特別定額給付金10万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた北海道旭川市永山4、無職、京田陵被告(38)=死体遺棄罪で起訴=と妻の麻理乃被告(36)=同=に対する第3回公判が4日、旭川地裁(三沢節史裁判長)であり、両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 検察側は詐欺罪についての冒頭陳述で、両被告が次女の礼王(れお)ちゃんの死亡届を出しておらず「給付金を受給しなければ死亡が公になると思った」と指摘した。
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