米カリフォルニア州で14日、民主党のギャビン・ニューサム知事のリコール(解職)を問う住民投票が実施された。AP通信の予測によると、圧倒的な支持でニューサム氏の続投が決まったもようだ。リコール投票は共和党議員が主導した。ニューサム氏の新型コロナウイルス対策に対する不満が原動力となった。59%の選挙区の報告が完了した時点で、ニューサム氏の続投を選んだ有権者は66.8%、解職を選んだ有権者は33.2%だった。リコールが成立した場合の後任知事を選ぶ投票では、保守系ラジオ番組の司会者ラリー・エルダー氏の得票率が43.5%と、最も票を集めた。リコール投票の投票者数は810万人強で、およそ430万人が後任知事を選択した。民主党は2番目の投票項目について空欄のままにするよう有権者に呼び掛けていた。