賛否が渦巻く入管法改正案が28日、衆院法務委員会で可決された。不法滞在中の外国人の強制送還を進める狙いがあるが、日本で暮らす外国人の「排除」につながりかねないとの懸念も示されている。入管施設で2021年に死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の2人の妹たちは傍聴席から審議を見守り、「(姉の死を)検証しないで法案を通そうとするのは間違いだ」などと訴えた。 傍聴したのは、妹のワヨミさん(30)とポールニマさん(28)。通訳の説明を受けながら真剣な表情で審議を見守った。
![ウィシュマさん妹「外国人の人権無視」 入管法改正案の衆院委可決で | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3fbf645f1eb16046be2cab75e699b29fbabdd77a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2023%2F04%2F28%2F20230428k0000m040304000p%2F0c10.jpg%3F1)
賛否が渦巻く入管法改正案が28日、衆院法務委員会で可決された。不法滞在中の外国人の強制送還を進める狙いがあるが、日本で暮らす外国人の「排除」につながりかねないとの懸念も示されている。入管施設で2021年に死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の2人の妹たちは傍聴席から審議を見守り、「(姉の死を)検証しないで法案を通そうとするのは間違いだ」などと訴えた。 傍聴したのは、妹のワヨミさん(30)とポールニマさん(28)。通訳の説明を受けながら真剣な表情で審議を見守った。
博多港に入港した大型クルーズ船から上陸する外国人観光客ら。国内で上陸後に姿を消すケースが増えている=福岡市博多区で2019年1月10日午前7時52分、宮原健太撮影(画像の一部を加工しています) 昨年クルーズ船で入国し失踪した外国人が106人に上り、年間の失踪者数が初めて100人を超えたことが、法務省入国管理局への取材で判明した。ビザ免除などでクルーズ船による訪日客が急増し、中でも中国から近く寄港回数も多い九州での失踪者が2017年は全体の約7割を占めた。大半は不法就労目的とみられ、就労先をあっせんするブローカーの存在も指摘されており、入管当局が警戒している。【宮原健太、浅野翔太郎】 長崎港で17年の暮れ、中国人の50代の女がツアー客としてクルーズ船から下り立った。だが、女の目的は埼玉に不法滞在している息子に会うことで、中国人の仲介者とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で連絡を
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