Published 2022/10/21 10:29 (JST) Updated 2022/10/21 16:41 (JST) スマートフォンに表示したQRコードをかざすと通過できる新型の自動改札機を、JR東日本が2024年春に実用化する方針を固めたことが21日、同社関係者への取材で分かった。新幹線・在来線の駅に設置する工事を年内に始め、24年春から首都圏以外の地域で順次利用可能となる見込み。首都圏は駅や改札機の数が多く、準備が整った段階で対応する。 交通系ICカード「Suica(スイカ)」が01年に導入されて以来の大幅な仕様変更。導入に伴い、JR東は裏面が黒い磁気切符の削減を進め、将来的には廃止も視野に入れる。切符読み取り部のメンテナンスなどにかかるコストの削減が可能。