働く人たちに景気の実感を聞く内閣府の先月の景気ウォッチャー調査は、ピョンチャンオリンピックをテレビで観戦するため外出を控える人が増え客が減少したという声が寄せられ、景気の見方が3か月連続で悪化しました。 それによりますと、先月は、レストランの経営者から「ピョンチャンオリンピックで注目選手が登場する時間帯は特に客足が止まった」という声があったほか、デパートの売り場担当者からは「大雪と日常的な強い冷え込みにより来客数が著しく減少している」といった声などが寄せられました。 その結果、景気の実感を示す指数は前の月より1.3ポイント下がって48.6となりました。景気の見方が悪化したのはこれで3か月連続になります。 また、2か月から3か月先の景気の先行きについても、先月は東京市場で株価が乱高下したことを踏まえ、「株価の不安定要因もあり、高額品の売れ行きが厳しそうだ」といった声などが寄せられ、指数は前の