WBCで日本を3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督が30日、自宅を構える北海道・栗山町に約2か月ぶりに帰町し、同町役場にジャージーに長靴、軽トラックに乗って姿を現した。指揮官は「アメリカ行って全然寝られなくて、試合終わっても寝られなくて。こっち帰ってきて、昨日やっと寝られましたね。やっぱりすごい力ですね、栗山町は」と喜びを口にし、出迎えた町民関係者200人以上の大拍手を浴びた。 軽トラックに乗っての登場については「昨日車で迎えに来ると言われたので、いや全然大丈夫です、と。いつもどおりの感じ」と監督。続けて「栗山町に住んでなければ元々ファイターズの監督はなかったし、ファイターズの監督がなければジャパンの活動も全くなかった。感謝がすごくある。ここから一つ一つ、丁寧に恩返ししていきたい」と思いを込めた。 世界一奪還に導いた指揮官を祝うべく、同町の佐々木学町長は「感謝の思いを2つの形にしたいと考え