――第3話までアフレコを終え、これまで烏丸千歳を演じてみて、何か掴んだものはありますか? 千本木 テンション感ですかね。千歳は、演じるうえで、すごく難しい子なんですが、テンションは掴み始めてきたなって思います。最初は何が正解なのかがわからなかったので、「やってみてから」という感じだったんですが、だんだん私の中で「千歳はこういう感じ」というのは、把握できてきたと思います。 ――最初は、だいぶ演技に苦労なさっていたそうですね? 千本木 そうですね。1話はだいぶ苦労しました……。最初に私が想像して演じてみた千歳は、ちょっとイメージが違っていたようで、ディレクションを受けて、徐々にキャラクターを近づけていきました。回を追うごとに、少しずつ、監督と渡先生が思っている千歳を演じられるようになっていったのかなと思います。 ――千歳のキャラクターを掴んだポイントを教えていただけますか? 千本木 千歳って、