新型コロナウイルスの影響で学校行事の中止が相次ぐ中、大手旅行会社が今年度、手配する予定だった修学旅行が、3分の1以上で中止となったことがわかりました。 実施するか現在も検討中の学校もあり、オミクロン株が拡大する中、中止がさらに増える可能性もあります。 大手旅行会社の「近畿日本ツーリスト」では、今年度、4202校の修学旅行を手配する予定でしたが、 ▽実施できたのが54%にあたる2284校だったのに対し、 ▽新型コロナの影響ですでに中止が決まったのは36%にあたる1531校でした。 このほかの387校は来月までに実施する計画にしていますが、年度末まで残り少なくなったこの時期に最終的な判断を行う学校が多く、オミクロン株が拡大する中で中止がさらに増える可能性もあります。 修学旅行が最終学年で行われる予定だった場合、これ以上の延期はできず、学校は保護者や子どもたちから意見を聞くなどして慎重に対応を検