上小阿仁村で集落と役場や診療所などを自動運転の車で結んで人を運ぶ全国初となるサービスが始まって30日で2年となります。 利用者数を月別に見たところ、目標の一日平均15人を超えたのは去年3月だけで利用者数は伸び悩んでいて低迷が続いています。 このサービスは高齢化が進む中山間地域などで移動の手段を確保しようと国の事業の一環として全国で初めて上小阿仁村で始まりました。 7人乗りの自動運転車が道路に埋設された電磁誘導線をセンサーで検知しながら時速12キロほどで進み、村内の3つの集落と役場や診療所などを結びます。 このサービスが始まってから30日で2年となりますが、おととしの12月から先月までの利用状況を月別に見ますと、目標の一日平均15人を超えたのは去年3月だけでした。 特にことしに入ってからはすべての月で1日平均8人を下回っています。 これについて国土交通省東北地方整備局は、新型コロナウイルスの