22日の台風の大雨で線路に土砂が流れ込み、一部区間で運転ができなくなっている西武鉄道の多摩湖線で、23日から土砂の撤去に向けた準備作業が始まりましたが、会社側によりますと、復旧には1か月程度かかる見通しだということです。 列車が土砂に押し上げられて動けなくなり、一部区間で運転ができなくなったため、西武鉄道はけさから現場に重機を入れるなど、土砂の撤去に向けた準備作業を始めました。 さらに現場で写真を撮影したり、立ち入りが難しい場所は上空にドローンを飛ばしたりして状況を確認していました。 しかし、会社側によりますと、大量の土砂だけでなく、傾いた架線の柱やレールなどを慎重に撤去するため、復旧には1か月程度かかる見通しだということです。 この間、西武鉄道では代行バスを運行して利用者の対応にあたることにしています。
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