テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスクは、テキサス州オースティンに大学を設立する準備を進めている。ブルームバーグが入手した税務申告書で、この教育組織がマスクから1億ドル(約143億円)の寄付を受けていることが明らかになった。 同校を運営する組織は、大学の設立に先立ち、STEM(科学、技術、工学、数学)に特化した初等・中等教育学校を立ち上げ、ジョージア州に本部を置く南部大学協会の認定を受ける計画とされる。 この学校の詳細は不明だが、税務書類によると、経験豊富な教授陣を採用し、シミュレーションやケーススタディなどの実践的なメソッドに裏打ちされた伝統的なカリキュラムを採用する予定という。 ブルームバーグによると、大学の資金は授業料と寄付金で賄われ、マスクが昨年22億ドル相当のテスラ株を投じた慈善団体「ザ・ファウンデーション」からの寄付金が充てられる模様だ。提出書類によると、同校は授業料