世界遺産に登録されている京都の龍安寺で、山門の壁に油性ペンで落書きをしたとして、44歳の会社員の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、自称、横浜市に住む会社員、大西達也容疑者(44)です。 警察によりますと、大西容疑者は、24日午後、京都市右京区にある龍安寺の山門の壁に油性ペンで落書きをしたとして、器物損壊の疑いが持たれています。 落書きは「我青龍」、「感謝朱雀」などと3色で書かれていて、近くにいた観光客が落書きしているようすを目撃して通報し、駆けつけた警察官が逮捕したということです。 調べに対して大西容疑者は容疑を認めたうえで「創作意欲がみなぎっていて、インスピレーションが湧いたのですぐ書いた」と供述しているということです。 龍安寺によりますと、山門は1680年に建立されたもので、文化財の指定は受けていないということです。 龍安寺は「大変遺憾であり、今後このようなことを起こしてほしくない