大野雄は10日のバンテリンドームであった一部投手による指名練習に姿を現さず、同日中に出場選手登録を抹消された。左腕は何年にもわたり、遊離軟骨を抱えながらプレーを続けていたが、状態が悪化。プレー続行が困難となり、手術を決めた。 大野雄は2011年ドラフト1位で中日に入団。力強い速球と無尽蔵のスタミナを誇り、入団以降12年間で8度の規定投球回到達を成し遂げている。特に直近の4年間は規定投球回&防御率2点台以下を同時に達成。2019年には20登板で10完投(6完封)をマークして沢村賞を受賞。21年には東京五輪の野球日本代表として金メダル獲得にも貢献した。