
政府は、新天皇の即位を披露する来秋のパレード「祝賀御列の儀」に、国産オープンカーを使う方針を固めた。平成の代替わりで使用した英国車は多額の改修費がかかるうえ、国産車の方が国民に親しまれやすいと判断した。「式典委員会」(委員長・安倍晋三首相)で具体的な検討を行い、関連費用を来年度当初予算案に盛り込む意向だ。 前回の1990年11月のパレードでは、英ロールスロイス製を約4千万円で購入。93年の皇太子ご夫妻のご成婚パレードと2回使用しただけで2007年に廃車となり、宮内庁が「展示用」として保管している。 政府は当初、この車を修理して再利用する案も含めて検討したが、改修費に1千万円以上かかる可能性があると判明。「外国車だと、なぜ国産車ではないかとの批判が起こる」(首相周辺)との事情も考慮し、国産の新車を購入することとした。政府が所有し、東京五輪・パラリンピックなどでも活用する方向だ。 パレードは来
天皇陛下の即位に伴い、今月22日に予定されていた祝賀パレード「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」について、政府は台風19号の被災地への対応に万全を期すため当面、延期する方向で調整に入りました。 政府は、今月22日に、天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」や祝賀パレードの「祝賀御列の儀」など天皇陛下の即位に伴う式典を実施するため、各府省庁あげた態勢で準備を進めてきました。 しかし、台風19号により広い範囲で甚大な被害が発生したことから、政府は、被災地への対応に万全を期すため、一連の式典のうち「祝賀御列の儀」を当面、延期する方向で調整に入りました。 一方、「即位礼正殿の儀」や祝宴にあたる「饗宴(きょうえん)の儀」については、予定どおり行うことにしています。 政府はインフラの復旧作業や被災者の避難生活は長期化することが想定されるとしていて、今後、被災地の状況も見
安倍晋三首相を表敬後、記者団の質問に答える文喜相氏(中央)=平成29年5月18日、首相官邸(斎藤良雄撮影) 慰安婦問題について天皇陛下による謝罪で問題が解決すると発言した韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長が、日韓関係の修復を図るために日本に特使を派遣する意向を日韓議員連盟(額賀福志郎会長)側に示していることが17日、分かった。同議連の関係者が明らかにした。 文氏の発言などもあって日韓関係が冷え込む中、6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を前に事態の収拾を図る狙いがあるとみられる。ただ、発言に対する日本側の反発は強く、特使派遣が実現するかどうかも含めて不透明な情勢だ。 関係者によると、文氏は周囲に日本への訪問の意向を示していたが、発言をめぐる日本側の反発を考慮して特使を派遣する方向で調整しているという。特使の派遣とは別に、韓国の国会議員らの訪日も検討されているという。日韓議
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