牛乳などの原料となる生乳の需要が低迷し、年末年始に大量廃棄される懸念が強まっていることを受け、子ども食堂などに牛乳を無償提供する動きが広がっている。 JA全農は生産者団体「関東生乳販売農業協同組合連合会」と連携し、賞味期限が長く常温保存できる牛乳など計23万本(43トン)を、来年1月7日から1都8県の子ども食堂と、余った食品を福祉団体などに配る「フードバンク」約150カ所に無償提供する。新型コロナウイルス禍での需要低迷で過去に2回実施したが、今回が最大規模。提供先からは「子どもの成長に役立つ。支援に感謝します」といった声が寄せられているという。よつ葉乳業…