ことしは小麦粉やビールなど暮らしに身近な食品の値上げが相次ぐ予定です。原材料価格や人手不足を背景とした物流コストの上昇などが理由で、家計への影響が広がりそうです。 日清フーズ、日本製粉、昭和産業が4日の出荷分からいずれも1%から4%の値上げに踏み切ります。 また、コメの値上がりを受けて、電子レンジで温める「パック入りごはん」の値上げも相次ぎます。 来月1日の出荷分からテーブルマークが大部分の商品を最大で17%の値上げ、3月1日の出荷分から東洋水産が1個当たり10円から15円値上げします。 コメの値上がりをめぐっては、外食チェーンの天丼てんやも、今月11日から主力の天丼を税込みで500円から40円値上げするなど一部のメニューを10円から50円値上げします。 3月から4月にかけては、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの大手ビールメーカー4社が、瓶ビールや飲食店向けにたる詰めで出荷するビールな