将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)のタイトル初挑戦が夢と消えた。19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で、広瀬章人竜王(32)に敗れた。 4勝1敗とトップ同士の直接対決に勝てば挑戦権獲得だったが、星を落とした。藤井のチャンスは、来年春に挑戦者が決まる予定の棋聖戦まで持ち越された。勝った広瀬は、王将戦初挑戦。渡辺明王将(棋王・棋聖=35)との7番勝負第1局は、2020年1月12~13日の2日制で静岡県掛川市で開幕する。 ◇ ◇ ◇ タイトル初挑戦を逃した悔しさをかみしめ、藤井が投了を告げた。広瀬竜王との直接対決。2018年2月、朝日杯決勝で下して公式戦初優勝を果たした相手に、二転三転する混戦の末、今度は屈した。「最後に間違えてしまった。これが実力かな」と、残念そうだった。 再度、あと1勝の重みを痛感させられた。今年2月の順位戦C
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