性犯罪者へのGPS足輪装着開始から10年…韓国国内で約3000人が装着中 ネットには氏名・住所・顔写真公開…再犯率8分の1に減少 「足輪壊して逃走」「ストレスで装着者が自殺」など課題も多い 女子トイレ侵入男…足首には「GPS足輪」 去年7月、ソウル近郊・城南市の防犯カメラが捉えた映像が、韓国国民に衝撃を与えた。 防犯カメラが捉えた、逃げる男女 この記事の画像(11枚) 防犯カメラが捉えていたのは、走って逃げる男女を追いかける男の姿。 その手には刃物が…。 38歳の男は女子トイレに侵入し、女性に性的暴行を加えようとした上、助けに来た男性を刃物で刺したという。男はこの1時間後に殺人未遂などの疑いで逮捕された。 実はこの男、過去に強盗強姦の罪で6年間服役していたことがあり、足首にGPS足輪を付けた“監視対象者”だった 性犯罪者監視の先進国である韓国で、GPS足輪制度が始まり今年でちょうど10年。