都内の病院で起きた新型コロナウイルスの集団感染で、看護師の1人が労災に認定されました。看護師は「身体を張って現場にたっている医療従事者が1人でも多く正当な補償を受けられるよう望みます」とコメントしています。 代理人弁護士によりますと、女性は院内で感染が確認されたことし4月上旬にはPCR検査で陰性でしたが、その後勤務できる看護師が減る中で、最も多忙な時期は感染した入院患者らを1人で10人以上担当し、1日16時間勤務を週に4回、睡眠時間は2時間半で働き続けたところ、発熱し、4月末に検査で陽性が確認されたということです。 この間、病院からは不足していたマスクなどの防護具を使い回すよう指示されていたうえ、感染が分かってからも労災の手続きについて説明は無かったということです。 女性は「感染を防ぐための対策やその後の補償の手続きなど今振り返ればさまざまな面で対応が不十分だったと思います。身体を張って現
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