パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ」を違法に改造し、美容院が使う顧客の管理システムに入れて販売したとして、愛知県の会社社長らが商標法違反の疑いで逮捕されました。違法な改造でセキュリティーに欠陥が生じ、外部からの不正なアクセスによって犯罪に悪用されていたということで、警視庁が調べています。 警視庁によりますと、中村容疑者らは平成24年、パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ7」を改造し、顧客管理システムに入れて東京都内の美容院などに販売したとして、商標法違反の疑いが持たれています。 会社はこのシステムを「従来よりも便利な機能がついている」などとして、全国の1000以上の美容院などに販売していましたが、違法な改造によってセキュリティーに欠陥が生じていたということです。 これまでの調べで、一部の美容院のシステムが外部から不正なアクセスを受け、インターネットバンキングから不正に現金を引き出す事件に使わ