12月北九州市でタクシーが電柱に衝突し、乗客と運転手の2人が死亡した事故で、運転手が事故の直前、持病により意識を失っていた疑いのあることが警察への取材で分かりました。 12月17日の夜、北九州市戸畑区の市道で、タクシーが電柱に衝突し、74歳の運転手と後部座席に乗っていた72歳の男性が死亡したほか、男性の妻と娘がけがをしました。 警察によりますと、運転手について、事故の直前、心不全により意識を失っていた可能性があると死亡を確認した医師が診断したほか、かかりつけ医も心疾患の持病があったと話しているということです。 また、事故の現場を検証した結果、周囲にブレーキのあとがなく、タクシーは速度を落とさないまま電柱に衝突したとみられることが分かったということです。 このため警察は、運転手が持病により意識を失ったことが事故につながった疑いがあるとみて、タクシー会社が運転手の健康状態を把握していたかなどに
![北九州のタクシー事故 運転手が事故直前に意識失った疑い | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3e89202dc5894761291f95500ed97087ef71e864/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210106%2FK10012799071_2101061148_2101061157_01_02.jpg)