韓国の文在寅大統領は30日、検察と対立していた秋美愛(チュ・ミエ)法相を交代させ、現職の国会議員を後任に指名しました。政権と検察の対立による混乱を早期に収拾させる狙いがあるものとみられます。 文大統領が新たな法相候補に指名したのは、裁判官出身の国会議員・朴範界(パク・ボムゲ)氏です。検事総長と対立していた秋美愛法相が今月16日に辞意を表明していて、文大統領がこれを受け入れた形です。 また、文政権が進める検察改革の柱で、政府高官らに対する捜査権限を検察より優先して持つ「高位公職者犯罪捜査庁」のトップには、裁判官出身の金鎭ウク(キム・ジンウク)氏を指名しました。 文政権としては検察との対立による混乱を早期に収拾させ、検察改革を推し進めたいものとみられますが、今後、国会で行われる人事聴聞会では野党側から厳しい追及が予想されます。 さらに、韓国大統領府は、文大統領側近の盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室
![文大統領、法相を交代 検察との対立混乱で|日テレNEWS NNN](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9713c8825f7acb14a976fdc660132bc2a407de04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.ntv.co.jp%2Fimages%2Finternational-thumbnail.jpg)