故障率が0.5%から0.03%に ニトリ、品質向上への執念:商品企画から製造までを検証(1/4 ページ) 消費者から「安くて品質も納得」という評価を勝ち得るまでに成長したニトリだが、現在の地位に至るまでに地道な努力を積み重ねてきた。31期連続の増収増益を実現し、業績面でも好調なニトリの強みを改めて検証する。 家具チェーン国内最大手のニトリは、かつては倒産品を買い付けて安売りで勝負するような家具店だった。海外から商品を輸入するようになっても、顧客から「座ったとたん、椅子がバラバラになって頭をぶつけた」というクレームが多く寄せられるほど品質面で悩んでいたという(出所:「運は創るもの」日本経済新聞出版社)。 それが今や“安くて品質にも納得”という消費者の評判を勝ち得るまでになった。業績も好調で、31期連続の増収増益を実現しており、ニトリホールディングスの18年2月期における売上高経常利益率(連結
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