春夏通じて甲子園出場計36回。夏の全国制覇2回に選抜優勝が1回。1929年の創部から輝かしい成績を残してきた日大三が、この選抜大会から初めて女子マネジャーを記録員としてベンチに入れる。 ベンチ入りするのは3年生の大野弥奈さん、曽我千侑実さん、米本ひかるさんの3人。日大三は2009年に初の女子マネジャーが誕生していたが、これまで甲子園で記録員としてベンチ入りしていたのは、いずれも男子部員だった。小倉全由監督が「将来のマネジャーの励みになる」と決めた。 24日の由利工(秋田)との1回戦には、大野さんがまずベンチ入り。マネジャー3人の話し合いで決まったといい、2回戦は米本さん、3回戦は曽我さんが控える。全員がベンチ入りするには「2勝」が必要だ。 大野さんは「ベンチに入ると思うと、緊張して引き締まる気持ち」。「マネジャーのことは気にせず、試合に集中して欲しい」と米本さん。曽我さんは「ベンチ入りでき