NHKは「朝ドラ」の愛称で親しまれている連続テレビ小説について、今は月~土曜の新作放送日を、来春の「エール」(窪田正孝主演、林宏司脚本)から、月~金曜の週5日に短縮する。NHK関係者への取材でわかった。大きな理由の一つがNHKが進める働き方改革。長時間になりがちな制作現場の負担を軽減する狙いがあるという。 朝ドラは1961年に「娘と私」で放送を開始。当時は1回20分、月~金曜の週5日で、62年の2作目「あしたの風」から現在の1回15分、週6日になった。週5日に短縮するのは、この秋から収録が始まる「エール」からとし、新作放送を取りやめた土曜日は、その週のダイジェスト版を放送する方向で調整中だという。 61年に放送が始まった朝ドラは、新聞小説を意識して生まれた長編ドラマで、主にヒロインの一代記を描いてきた。83年の「おしん」が、ドラマ史上最高の平均視聴率52・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区
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