サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で活躍した本田圭佑選手が2日、大阪府摂津市の母校などを訪問し、後輩たちにメッセージを送った。事前連絡なしの“電撃訪問”に後輩らは大興奮。来訪を聞きつけた同市の森山一正市長も慌てて駆けつけ、同市初の市民栄誉賞を授与した。 本田選手は、通っていた保育園「鳥飼さつき園」を訪れ、園児らと記念撮影。園児らは「テレビの中のヒーローが突然現れて、呆然(ぼうぜん)としていた」(同園職員)という。 さらに、母校の市立鳥飼北小学校と市立摂津第四中学校も訪問。それぞれ緊急の全校集会が開かれ、大きな歓声で世界と戦った先輩を迎えた。本田選手は「みなさんも夢を持って頑張ってほしい。夢の実現には必ず困難がある。僕も自分の夢を実現するため、これからも困難と戦っていく」とメッセージを送った。 一方、和歌山県の仁坂吉伸知事は2日、W杯・対パラグアイのPK戦で惜しくもシュートを外し