共産党都議団が16日夜に会見を行い、豊洲市場・青果棟の地下空間にたまっていた水を独自に調査した結果、微量のヒ素が検出されたと発表した。たまっていた水は、地下水とみられるとしている。 共産党都議団・尾崎あや子議員「ベンゼン、シアン、六価クロムは、明確な数値は出ませんでしたが、猛毒のヒ素は環境基準の4割に及ぶ値で検出されました。ヒ素は雨水に含まれなく、たまり水が地下水由来であることを示すもの」 共産党都議団は、14日に青果棟の地下で採取した水の水質調査をした結果、環境基準以下の微量のヒ素が検出されたと発表した。 都が今年5月に行った地下水の水質調査でも微量のヒ素が検出されていて、共産党都議団は専門家の意見として「ヒ素は雨水には含まれないため、地下にたまっている水は地下水である」として、全面的な調査が必要としている。 一方、東京都は雨水がたまったとみていて、関係者によると、都が13日と14日に採