シリア難民の一件を受け、「朝日新聞」や「毎日新聞」、さまざまな識者たちからは、“難民を受け入れない日本は「冷たい国」だ”といわんばかりの大合唱が起こっている。 しかし、実際の認定現場を覗いてみれば、 〈酒を覚えたためイスラム教からキリスト教へ“改宗”し、ゆえに「母国には帰れない」というイラン人男性〉 やら 〈「私は同性愛者。母国に帰れば殺される」と主張しつつ、日本人女性と結婚しているアフリカ・ウガンダ出身の不法滞在者〉 などなど、矛盾だらけの主張を行う者や、「難民」の定義には当てはまらないケースが多くある。 ■2010年の制度改正から急増 一体、なにゆえに日本の入国管理局には、こんな「ニセ申請」が蔓延(はびこ)っているのであろうか? 「難民認定が、本来の意味を失い、外国人の出稼ぎのツールとして使われているからです」 と、難民などの支援団体『さぽうと21』理事長で、難民審査
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