平成17年、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生の女の子が連れ去られて殺害された事件の裁判員裁判で、宇都宮地方裁判所は、殺人などの罪に問われた33歳の男に対し、求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。 裁判では直接的な物的証拠がないなか、捜査段階の自白の内容を信用できるかどうかが争点となり、法廷では被告が自白した様子などを撮影した7時間以上に及ぶ録音録画が公開されました。 裁判で、検察は「被告の自白の内容は犯人でなければ到底話せない内容で具体的で迫真性があり、高い信用性がある」と主張し、無期懲役を求刑しました。 これに対し、弁護側は「現場や刺し傷などの遺体の状況と自白の内容には矛盾があり、信用できない」として無罪を主張していました。 8日の判決で宇都宮地方裁判所は勝又被告に対し、求刑どおり無期懲役を言い渡しました。