大阪市は8日、新型コロナウイルスの感染急増に伴い、政府の情報共有システム「HER―SYS(ハーシス)」への保健所による入力作業の遅れが続き、新たに感染者計約9200人分の計上漏れが判明したと発表した。9200人分は7日に処理を終え、8日公表の大阪府内の新規感染者数に反映させる。 松井一郎市長は「まだ感染者のピークは迎えていない」として、今後も計上漏れが生じるとの見方を記者団に示した。保健所の処理能力超過により「どうしてもオーバーフローする部分が残ってしまう」と認め、さらなる人員増強を指示したと明らかにした。
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