一方、法曹界では「ある契約書」がひそかに話題になっている。日本の大手法律事務所の関係者が打ち明ける。 「1年ほど前、事務所内で『大谷翔平』を相手とした契約書を目にしたのですが、その中身が『婚前契約』だったんです。一つの案件で双方から同じ弁護士事務所が依頼を受けてしまう『利益相反』を避けるため、うちでは同僚弁護士が抱えている仕事の概要を互いに確認できるようになっている。結婚発表前から所内はその話で持ちきりでした」 真美子さんが所属チームを退団したのは昨年4月で、契約書が確認された時期とも重なる。しかも、日本国内で1年間に結ばれる婚前契約は数十件にすぎない。相手が「大谷翔平」となると、彼女が依頼したものである可能性が非常に高い。
