海底火山の大規模噴火で被害を受けたトンガを支援するため派遣された航空自衛隊の輸送機1機が、22日午後、現地に到着し、初めて飲料水を届けました。防衛省ではこのほか輸送機3機と輸送艦が支援物資を届けることにしています。 防衛省によりますと、22日午後、トンガの空港に到着したのは、20日愛知県の小牧基地を出発した航空自衛隊のC130輸送機1機で、飲料水およそ2600リットルを届けたということです。 トンガの支援をめぐっては、別のC130輸送機1機もオーストラリア東部の活動拠点に到着していて、今後、飲料水を運ぶことにしているほか、C2輸送機2機も飲料水や火山灰を取り除くための高圧洗浄機などを輸送することになっています。 防衛省は、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」も、支援物資を送るため現地に派遣することにしていて、「トンガの一日も早い復興のため、オーストラリアなどと連携して全力で取り組む」とコメントし