原油価格が急伸=産油国の増産見送りで 2018年09月24日22時59分 【ロンドン、ニューヨーク時事】石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどの主要産油国が23日の会合で増産を見送ったことを受け、24日の原油先物市場で原油価格が急上昇した。欧州市場では代表的な指標の英国産北海ブレントが前営業日比2%超上昇し、一時1バレル=80ドルを突破。米国市場でも午前の取引で、WTIが72ドル台に急伸した。 産油国、追加増産見送り=米の要求受け入れず 主要産油国の会合に先立ち、トランプ米大統領は「市場を独占するOPECは今すぐ原油価格を下げろ!」とツイッターで増産圧力を強めていた。しかし、産油国は23日に発表した声明で「需給は全体的にバランスが取れており、現在の市場の見通しに満足している」として、米国の要求を突き放した。(2018/09/24-22:59)
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