フィギュアスケートの世界選手権が3月24日から28日まで、スウェーデンのストックホルムで開催された。 無観客、選手・競技関係者の外部との接触を遮断する「バブル方式」で開催された今大会には、日本から男子/女子/ペア/アイスダンスの10選手が参加し、全ての種目において、北京五輪の代表枠を獲得して幕を閉じた。 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため2年ぶりの開催であったこと、北京五輪の代表枠がかかった重要な大会であったこと、そして、初期のコロナ対策が話題となったスウェーデンの首都ストックホルムでの開催ということで、選手たちはもちろん、関係者や伝えるメディアにとっても独特な雰囲気の中で迎えた大会となった。 現地から、その模様をカメラマンの田口有史が伝えてくれた。 今回の取材ほど、本当に撮影ができるのか半信半疑であったことはない。 思えば、昨年の世界選手権はカナダのモントリオールで行われる予