中日・白井文吾オーナー(89)が20日、ソフトバンクから戦力外通告を受けて退団した松坂大輔投手(37)の獲得に“GOサイン”を出した。 この日、名古屋市内の中日新聞本社で球団の取締役会が開かれ、西山球団代表らから現場が松坂獲得を検討しているとの報告を受けた。会議の内容について白井オーナーは「いろいろ話題になっておりますが、松坂については現在調査しておりますよ、と。よく確かめてから獲るのか、獲らないのか決めたい、考えておるというような趣旨の報告だった」と明かした。 右肩不安からここ3年間で一軍での登板は1試合のみ。それでも「投げておるとか、投げてないとかということはあまり関係ない。現在、どのような状況か、ということだけが問題なわけで。今はもう痛みもないし、普通通りであるということが客観的に分かれば(獲得を)しようじゃないかということになると思いますよ」と前向きに話した。 松坂獲得となれば戦力