中日は9日、石川昂弥内野手(20)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。この日は木下拓哉捕手(30)の感染と「感染拡大防止特例2022」による出場選手登録抹消も発表されており、開幕からスタメンを担ってきた2人が同時に離脱する緊急事態となった。 木下は8日の1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ、関係者(89名)の定期検査で判明。今季は1軍で全33試合に出場(スタメンは32試合)し、打率2割8分8厘、2本塁打、チーム3位の13打点。8日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)でもフルイニング出場していた。 石川昂はこの日の1軍首脳陣、選手ら計68人のスクリーニング検査で感染が判明した。プロ3年目の今季は全33試合でスタメン出場し、5本塁打、19打点はいずれもチーム最多。8日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)では5号本塁打を放った。