産経記者が下書き原稿提供=第三者ブログに掲載 2019年02月26日10時21分 産経新聞大阪本社社会部の男性記者が、政治資金をめぐる記事の下書き原稿などを取材先に提供し、その画像が第三者のブログで公表されていたことが26日、分かった。 産経大阪本社に立ち入り検査=高額景品で新聞契約-府消費生活センター 産経新聞社広報部によると、記事は国会議員が代表を務める政党支部の収支報告書の記載が政治資金規正法に抵触する疑いを指摘する内容。記者は昨年5月、取材先から求められ下書きや議員への取材依頼書を提供した。 記事内容が事実と確認できず紙面掲載を見送ったが、12月になって下書きを撮影したとみられる画像が、取材先とは別の人物のブログに掲載された。同社は実名で書かれた国会議員に経緯を説明し謝罪。ブログの執筆者と運営会社に削除を求めたが、削除されていないという。 産経新聞社広報部の話 記者倫理に反する行動