高速道路の車線の中ほどに緑の線を試行的に引いた箇所があります。車線を区切る区画線ではなく、「跨いで走る」のが正解。実は多発する事故を防止する安全対策の一環です。 秋田生まれの安全対策 国土交通省 秋田河川国道事務所が2023年9月11日から、管内の日本海東北道のうち数カ所に、車線内へ「緑色の線」を施工しています。通常、車線を区切る区画線は白かオレンジ色ですが、そうではなく緑色で、しかも車線の中心付近に引かれるという、他地域ではほとんどお目にかからないものです。 拡大画像 秋田道の一部区間に引かれた緑色の線。日本海東北道にも施工される(画像:秋田河川国道事務所)。 今回は緑色の実線と破線の両方が施行的に設置されますが、どちらも線が引かれる位置は、車線の中央からやや右寄りです。実はこれ、クルマで「跨いで走る」のが正解だといいます。 「この線を引くことで、ドライバーは道路中央から適切な距離を保っ
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