タクシーの規制緩和をすすめる道路運送法「改正」法案が2002年2月1日から施行されました。 自交総連は、この法律はタクシーの安全と安心を破壊する「タクシー破壊法」だとして、反対運動にとりくんできました。数の力で悪法が強行されても、法律のひどい内容は変わるものではなく、これから、その被害はいっそう明確になっていくはずです。 悪法の廃止を求め、タクシー破壊の実行を阻止するために、今後も運動を進めていきます。 「走っても、走っても、客はいない」「休みの日にも出勤しなきゃ、食っていけない」……いま、タクシー労働の現場からは悲鳴が聞こえてきます。客待ちタクシーは街のなかにあふれ、運転者が乗っているのに駐停車違反で取り締まられるほどです。 このひどい現状を、さらに悪化させるのが道路運送法「改正」です。