元部下の女性などに対しセクハラを行っていたと認定する報告書が発表され、辞任への圧力が強まっていたアメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事が辞任の意向を表明しました。 ニューヨーク州のクオモ知事は10日、記者会見を開き、辞任する考えを明らかにしました。 クオモ知事をめぐっては今月3日、州の司法長官が知事による元部下の女性らに対するセクハラを認定する報告書を発表し、バイデン大統領も知事に辞職を促す考えを示すなど辞任への圧力が強まっていました。 会見でクオモ知事は報告書は真実ではないとセクハラ行為を否定した一方で、「最善の方法は私が退き、州政府が機能を取り戻すことだ」などと述べ、新型コロナウイルスの感染が拡大するなど重要な局面にある中で、自身が、州政府が機能しない原因になることは避けたいという考えを示しました。 クオモ知事は今後、14日以内に退任し、後任としてキャシー・ホークル副知事がニューヨーク州
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