東京都の舛添要一知事(67)に、人格や人間性を疑うようなエピソードが続出している。一連の「政治とカネ」の疑惑の原点には、首都のリーダーとは思えない「モラルの欠如」が関係しているのか。夕刊フジが、かつて舛添氏の愛人だったというA子さんの父親(91)を取材すると、舛添氏が認知した障害を持つ孫(婚外子)への冷たい対応を明かし、「ああいうのは死ななきゃ治らない」と言い切った。 都内にあるA子さんの実家を記者が訪ねると、父親が出てきた。一連の舛添疑惑にうんざりしながら、「娘は東京大学の大学院に進学して、教官だったあの人と知り合いました。一度、うちにメシを食いに来たこともありました。『おかしな人』という印象はなかったのですが…」と、約30年前、初めて舛添氏と対面したときのことから振り返った。 舛添氏が最初に結婚したのは、パリ留学中の1970年代後半で、相手はフランス人。その後、離婚した。86年、大蔵省