福岡県北九州市の小倉城の堀で、銃の薬きょうのようなものが85個見つかっていたことが分かった。警察が鑑定を進めている。 北九州市は、小倉城の石垣の調査をするため、今月20日から堀の水を抜いている。27日、堀の浄化作業をしていた学芸員が、泥の中から銃の薬きょうのようなものを見つけた。 長さは5センチほどで、これまでに85個回収されていて、ほとんどは中が空だったという。警察が危険性がないかなど調べている。 小倉城の堀からは、2005年にも旧日本軍のものとみられる銃弾およそ830発が見つかっている。北九州市によると、小倉城周辺には旧陸軍の施設があったという。