新たなアリーナの建設計画を巡って、愛知県豊橋市が揺れています。「中止」を訴える候補が市長選で当選し、白紙に戻そうとする中、「待った」をかけようとする新たな動きも出ています。 「現役世代が余暇を楽しんだり、感動したりコンサートを見たり、スポーツ観戦したり自分でしたりというような拠点がどうしても必要だ。これはいま非常に困難な状況に直面していますが、これは何としても続けていってもらうように」(退任する浅井由崇・豊橋市長) 15日の退任式で、自身が進めてきた新アリーナ建設計画について、熱い思いを語った豊橋市の浅井由崇市長。 11月10日の市長選で敗れ、16日付で退任します。 「(新アリーナ計画を)多くのみなさんが続けてほしいという声もかなりあるので、それを私の立場“いち市民”ですけれども、できることがあれば一生懸命やっていきたい」(浅井市長) 17日付で市長に就任するのは、前豊橋市議の長坂尚登氏。
