テレビのクイズ番組などで人気となった学習院大学名誉教授の篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)さんが26日未明、都内の病院で死去したことが分かった。84歳だった。 葬儀・告別式の日程は未定。喪主は妻礼子(れいこ)さん。 篠沢さんは70年代後半から80年代までTBS系「クイズダービー」に出演し、人気を集めてきた。2009年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたが、執筆、講演活動を続けていた。 ◆篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)1933年(昭8)6月6日、東京生まれ。学習院大文学部、東大大学院修士課程でフランス文学を専攻。パリ大学留学後、73年に学習院大教授に就任。04年から同大名誉教授。77~88年にTBSテレビ系「クイズダービー」に出演。1枠のレギュラー解答者を務め、学者らしからぬ珍答で人気になった。バラエティーや情報番組への出演も多数。血液型AB。