人気アニメ「サザエさん」で「マスオさん」役の初代の声優を務め、テレビのバラエティ番組のナレーションなどでも親しまれた声優の近石真介さんが、今月5日、老衰のため、亡くなりました。 91歳でした。 近石真介さんは東京都出身で、1950年代に俳優として舞台デビューした後、声優としても活動し、1969年にスタートした民放の人気アニメ「サザエさん」では、「フグ田マスオ」役の初代の声優としておよそ10年間務めました。 また、1973年から放映されたNHKの連続人形劇「新八犬伝」でも声優を務めたほか、「猿の惑星」など海外映画の吹き替えなども数多く担当し、テレビ番組のナレーションやラジオのパーソナリティーとしても人気を集めました。 所属事務所によりますと、近石さんは今月5日、老衰のため自宅で亡くなったということです。 91歳でした。