映画やテレビで二枚目俳優として活躍した宇津井健さんが、14日、亡くなりました。 82歳でした。 宇津井さんは東京都出身で、昭和28年、早稲田大学在学中に、映画「思春の泉」の主役に抜てきされて、デビューしました。 その後、映画やテレビで二枚目俳優として活躍し、民放のテレビドラマ「赤い」シリーズでは歌手の山口百恵さんと共演し、安定感のある落ち着いた演技で親しまれました。 NHKでは平成6年に放送された連続テレビ小説「ぴあの」で主人公の父親役を演じたほか、「武田信玄」や「信長」、「天地人」など、大河ドラマにも数多く出演しました。